この度の九州地方豪雨災害で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
ここ愛媛県でも、先週7月7日からの大雨で避難勧告が出され、土砂崩れや浸水などの不安が絶えない数日でした。
特に転勤で松山市や中予(松山近郊)に来られている方は、不慣れな土地で災害が起こると、万が一の際の避難場所が分からないということもあるかと思います。
そこで、まだご存知ない方のために、愛媛県の公式防災アプリをご紹介します!
「ひめシェルター」は愛媛県の公式アプリで、避難勧告やお住まいの地域の避難場所を知ることができ、ご家族との安否確認など様々なサービスが利用できます。
https://www.pref.ehime.jp/bosai/hime-shelter.htmlより引用
1.気象情報、災害情報、避難情報を受信する
気象庁が発表する「気象情報」、土砂災害や潮位などの「災害情報」、そして各自治体からの「避難勧告」「避難指示」と避難所開設情報が受け取れます。
スマートフォンなどのプッシュ通知を有効にしておけば、愛媛県内の20市町どこでも登録した市町の情報をすぐに確認することができます。
なんと県外の実家・親族の居住地など、国内の地域も最大3ヶ所登録可能!
さらに外出時など、あらかじめ設定していなくても、GPSで現在地の情報を受信することも可能です。
2.防災情報を確認する
愛媛県内の気象警報・注意報を市町別に一覧で確認できる「愛媛の防災・危機管理」サイトにすぐにつながります。
また、気象庁、愛媛県の河川・砂防情報システムなどにもすぐリンクできます。
「愛媛の防災・危機管理」サイトで確認できる情報はこちらです。
・気象情報
・土砂災害情報
・地震情報
・避難勧告
・避難所開設状況
職場の事業所が愛媛県内のあちこちにある場合、一画面で確認できて便利です。
「防災マップ」を開くと、GPSを使って今いる場所の地図が表示されます。
地図上には「避難場所」「公衆電話」「病院」「市役所などの行政サービス施設」などが表示されていて、その場所の標高も分かります。
https://www.pref.ehime.jp/bosai/hime-shelter.htmlより引用
松山市・伊予市などは海に面しています。津波の危険があるときに避難場所の標高が分かると、避難する際の参考になりますね。
また、オフラインでも地図が見られるよう、国土地理院の地図を端末にダウンロードして準備しておくこともできます。
「私の避難」ページでは、避難場所をメモしておいたり、家族や友人と避難計画を共有することもできます。
https://www.pref.ehime.jp/bosai/hime-shelter.htmlより引用
被災したら、通信状況が悪くても安否確認ができる「Jーapni」サービスに登録し、家族などと情報連携することができます。Twitterとも連携しています。
https://www.pref.ehime.jp/bosai/hime-shelter.htmlより引用
そして、SNSアカウントを持っていない方でも、愛媛県や国の防災関連SNSを見ることができる画面もあります。今回の大雨についても、各Twitterアカウントが情報をリアルタイムに発信していました。
転勤で愛媛・松山に来ている皆様、今回ご紹介したひめシェルターは参考になりましたでしょうか?
いつ、どこで災害が起こるか分からない中、不慣れな土地でもすぐ避難できるよう、できる限りの準備をしておくことをおすすめします!
アプリ「ひめシェルター」のダウンロードについては、愛媛県公式ホームページよりご確認ください。
愛媛県庁/愛媛県避難支援アプリ・ひめシェルター